雀神社

「枕河盆踊り歌」で御雀様とうたわれている神社です。

”市の西北端、渡良瀬遊水地のほとりにあります。
約1,100年前に出雲大社から勧請したものと言われ、
古河公方(足利成氏をはじめ)歴代の古河城主が厚く尊崇し、
五穀豊穣、家内安全を祈願してきました。
夏の祭礼にはいまも「ささら獅子舞」が奉納されています。”
古河市観光協会 こがナビ より)

境内からの階段のぼると,渡良瀬川の堤防にのぼることができます。
そこには,万葉歌碑がたてられています。
万葉集には,「許我(こが)」の地名を含む和歌が二首のっていて,
古河が古くから発展していたことが分かります。
ここにあるのはそのうちの一首です。
もう一首の歌碑は,古河駅西口前の広場にあります。


痲久良我の 許我の渡りの 韓梶の 音高しもな 寝なへ児ゆゑに

「痲久良我(まくらが)」というのは,「許我(古河)」の枕詞(まくらことば)で,
1000年以上前から使われていた言葉であることが分かります。